ニットの種類と選ぶときのポイント

そもそも、ニットとは?

秋冬のコーディネートに欠かせないニットですが、皆さん「ニット」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
セーターやニットカーディガン、手袋やマフラー、ストール、ニット帽子は代表的なニットアイテムですね。
また、ジャケットやシャツ、スカート、ワンピース、スーツ、肌着など、ニットアイテムは多種多様にあります。
そもそも、ニットとは何かというと、セーターやマフラーといった形状に限定されたものではなく、やわらかく縒った糸を編んだものを総称してニットと言います。
ほとんどの衣類は糸を織って作られており、織物の場合は、縦糸と横糸が垂直に交差して織られています。
それに対して、ニットは1本の糸をループ状に縦横方向に絡めながら編んでいます。
このループがニット特有のふんわり感と伸縮性を作っているのです。

ニットの魅力は、素材の豊富さにもあります。
ニットと言えば、ウールが多いように思われますが、秋冬はカシミヤやアンゴラ、アルパカの人気が高く、春夏はシルク、コットン、麻、レーヨンが人気だったりと、季節や用途に合わせて様々な素材でニットは編まれています。
素材独自の暖かさや通気性の良さを生かしたニットは、カラーバリエーションやデザインも豊富でワードローブに欠かせない存在です。

最近では、シワのできにくい形状安定ニットや、紫外線対策になるUVカットニットなど、新しい加工技術が施された大人の女性に嬉しいニットが登場していますので、ニットを選ぶときはぜひ素材や機能性にもこだわってみてください。

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